頭痛

頭痛

頭痛の種類

頭痛のタイプや原因はさまざまあり、国際頭痛分類の発表では約300種類以上に分類されます。

さまざまな種類の頭痛は大きくは以下の2つに分類されます。

・一次性の頭痛

片頭痛緊張型頭痛など慢性的に現れるもので、他の疾患や原因なく現れるもの。

・二次性の頭痛

くも膜下出血脳腫瘍、髄膜の異常など、他の疾患が原因として現れる頭痛。

命に関わる場合も多い。

日本頭痛学会が発表しているデータでは世界人口の38%、約3人に1人以上が頭痛に悩んでいるというデータがあり、その中でも最も多いタイプとしては一次性の頭痛に分類される緊張型頭痛が多いとされています。

緊張型頭痛について

緊張型頭痛は姿勢不良疲労などから首、背中、肩周りの筋肉の緊張が強くなり発症します。

筋肉が緊張していると周辺の血管が収縮血流量が減ります。

これによって痛みの原因となる物質が蓄積したり、周辺の神経まで刺激されることによって頭痛が現れます。

また現代ではスマホやPCの普及により画面を注視し目の疲労が頭痛を引き起こす場合もあります。

画面を注視している際には姿勢が悪くなり筋肉にストレスがかかっている他に、目の動きには首の後ろの筋肉(後頭筋群)も補助的に関わっており、目の酷使は頭痛を引き起こします。

一般的な対処法

日本頭痛学会の発表では、頻度が少なく生活に支障がない場合には治療の必要性はないが、生活に支障があり頻度、重症度が増している場合には治療が必要とされています。

つまりひどくなっていたり、生活に困るような頭痛の場合には治療が必要とされています。

この緊張型頭痛の一般的な治療法としては

・鎮痛薬

・ストレスマネジメント

・リラクセーション(マッサージ、整体、鍼、灸など)

が有効とされています。

当院では緊張型頭痛に対してで緊張した筋肉をほぐし整体ストレッチなどを用いて正しい姿勢や、体の使い方を変えていくことで症状の改善予防に導きます。

その他注意点

最初に記したように頭痛には脳の疾患などが隠れている場合があり、強い痛みやいつもとは違う症状がある場合などは提携医療機関の受診などをお願いする場合もあります。

緊張型頭痛の改善筋肉の緊張を和らげ正しい姿勢や、体の使い方を変えていくことで改善予防が可能です。

肩こりや疲れからくる緊張型頭痛にお悩みの方は別記事に、実際に当院の頭痛(特にコリや悪い姿勢などから発症する緊張型頭痛)施術はどのようなものか説明した記事をご覧ください。

当院の肩こりの施術法こちらをタップしてください

関連記事

  1. 腸脛靭帯炎

    腸脛靭帯炎、シンスプリントⅡ

  2. 足がつる(こむら返り)

  3. 五十肩

    五十肩(肩関節周囲炎)Ⅰ

  4. 手首の腱鞘炎(ドケルバン病Ⅰ)

  5. 足のむくみ、冷え

    足のむくみ、冷えⅠ

  6. 膝関節

    変形性膝関節症Ⅰ